メガネの寿命は加工で決まる?!
いつもご覧いただきまして誠にありがとうございます!
豊中市の眼鏡店といえば「メガネサロンアイム!」
なんて自分で言うとります・・・
先日の19日と20日はお休みをいただいておりまして、前後でレンズの加工に追われておりました・・・・というのも加工に時間を掛け過ぎなんですが(;^_^A
でもほんとにありがたいことです
そのレンズ加工なのですが、題名にありますように『加工でメガネの寿命が決まるのか』にフォーカスいたします。
結論から言いますと、私の主観ではありますが『加工次第でメガネの寿命は変わります』
下のお写真は先日、お客様がお持ち込みいただいたメガネです。
レンズの中心付近に何やら異変が起きておりますね・・・
これレンズのコートが剥げているんです。。。。
最初に拝見した時は、まつ毛が当たっていたのかなと思ったのですがそうではありませんでした。
何故ならレンズの裏面(まつ毛側)ではなく表面(外側)のコートが剥げていたからです。
お客様は2年ほどでだんだん剥げてきて、我慢して1年間使っていたとのことでした。
確かにレンズの寿命は一般的には2~3年と言われますが、ここまで一部分だけ剥げるのはちょっと不自然です・・・
その原因がおそらくこれです
このまだら模様に見えるのはレンズの歪みです。
フレームにレンズを入れる際に、フレームとネジで締め付けられてレンズに圧力が掛っている状態なんです。そうなると・・・
ずっと圧力が掛かる
↓
レンズの薄い部分に圧力が集中する
↓
その部分のコートが割れる
という流れになります。
特に夏場の暑い時期は、レンズが膨張して余計に負荷がかかってしまいます。
あと、フレームにもずっと負荷がかかっている状態のなので、フレームも壊れやすくなってしまいます。
そうならない為にも当店はレンズの歪みをチェックしながら加工していきます。そして時間がかかってしまうんです・・・(;^_^A
こんな感じに♪↓
ある程度負荷がないとレンズとフレームの引っ掛かりがなくなってしまうのでレンズが外れやすくなってしまいます。
そこの微妙な調整が当店の手作業と裏技なんです♪
遠近両用レンズや中近両用レンズは、ミクロ単位の設計と起伏で度数を作っているので、どんな高価なレンズでも歪みが出てしまうと台無しです。
メガネは、ファッション要素が強いですがやはり光学品です。見た目で分からない部分なだけにレンズのポテンシャルをフルに引き出したいですね♪
ご高覧いただきありがとうございました♪
メガネサロンアイム
大阪府豊中市中桜塚2-25-5岡田ビル1階
06-6844-0180
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